大田地域雇用創出促進協議会は、豊かな自然や地域を代表する地域産業の地域資源を効果的に活用した魅力と活力に満ちたまちづくりを目指しています。

〜石見銀山の世界遺産登録を機に、 世界に開かれた地域づくりと雇用創出を 〜
個性や特技、地域の特性をいかしながらひとりひとりが地域の「問題解決」につながり「生きがい」や 「やりがい」を持って「継続」していける仕事を地域で見つけよう!自ら創ろう!世界遺産を目指すこの石見銀山の地で!

大田地域雇用創出促進協議会
大田地域雇用創出促進協議会とは?
世界遺産登録を目指す石見銀山遺跡や国立公園三瓶山をはじめとする豊かな自然や地域を代表する地域産業である石州瓦などの地域資源を効果的に活用した魅力と活力に満ちた街づくりに努め、地域の雇用構造を改善し雇用機会の創出と拡大を図ることを目的に経済団体ならびに行政が一体となって、本協議会を設立しました。

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 「茶葉には熱いお湯を、大田には熱い想いを」 茶心 春光園

 

茶心 春光園

(有限会社 春光社)

専務取締役:大野 孝仁

〒694-0064

島根県大田市大田町大田ロ947-16

TEL:0854-82-0241

ホームページ

茶心 春光園店舗

 

茶心 春光園 店内
店内は、カフェスペースと商品の陳列棚が空間を共有していて、挽きたての抹茶の香りが店中に漂っている。 お茶を買いに来たお客さんも、優しい雰囲気にそそられてカフェ側へと足をすすめる。
商品だけではなく、カフェのメニューやその他、家具や絵など話題で会話がはずむ。

突撃インタビュー! 春光園写真1店主の大野 孝仁さんは、 3 代目の若旦那だ。
大田で生まれ育ち、名古屋へ進学したが、やっぱり大田で就職することを決め、愛知県でのお茶修行を経て現在に至る。
採算性を考え、一度は斐川町での出店を決意するが、やっぱり大田に戻ってきた。

その理由を聞くと、
「数字的な魅力を感じなくなった。やっぱり大田の町にとって、自分を役立てたい。町をもっと面白くしたい、そう思った。」そう話す。

春光園は、先々代による商店街での開業から約 50 年である。その後、大型ショッピングセンター内で営業を続けていたが、 2001 年に一軒屋での店舗をオープンさせた。
「テナントとして家賃を 10 年払い続けることを考えると、一軒屋を買って、借金を払い続けることも同額だと気づいた。それなら、やりがいのある、一軒屋での商売をしたい。採算性を求める先代とはだいぶ大喧嘩をしましたよ。でもチャレンジしたかった。」

そこまで一軒屋にこだわった理由を聞くと、
「『お茶屋』と聞くと、どうしても敷居が高い気がする。でも、そうじゃない。誰もがもっと入りやすい店にしたかった。特に若者にもっとお茶の良さを広めていきたいと思ったから。」
近くに高校があることもあって、学校帰りの学生もカフェに立ち寄るのだという。


「若者が喜ぶ、マクドナルドやモスバーガーをつくることも出来る。でも、自分に出来ることは、本業を通して、若者を引き付けることを考えることだ。」そう話す。

オリジナルアイスクリーム春光園では、日本茶や紅茶などのお茶をベースにしたオリジナルのアイスクリームやソフトクリームも製造販売している。人気は上々である。挽きたての抹茶を使った春光園特製和風スイーツも若者に大人気だ。


茶心 春光園のカフェ内また、最近店舗を改装したばかりだ。
改装作業は、大田の若手芸術家に依頼してインテリアのコーディネートなどもしてもらったという。
若者とのコラボレーションは、世間でまだ日の目を見ていない若者に輝くチャンスを与えたい、ということもあるが、「若者とおもしろいことをして、一緒に遊びたい。そして、常に『カッコイイ』ことをやりたい。」
取材中も『カッコイイ』という言葉が何度も出てきた。
これが大野さんのコンセプトだ。


大野さんは、世界遺産登録が予定されている石見銀山、伝建地区にも指定されている大森町で、カフェを開いていたこともあったそうだ。

大野さんにとって、大森の町は特別なところだと言う。
何の刺激を受けずに今まで残され、受け継がれてきた町。
ありのままの姿に堂々としている町。
そのままの姿を活かそうとしている町。

町も、人も誇りを持っている町。

突撃インタビュー! 春光園写真2カフェを開く場所に選んだのは、アメリカからきた芸術家、アレックスワイルズ氏のアトリエだった。
しかし、大森でカフェを開いた 2 年間の後、「大森で事業をするのはまだ早い。」と感じたという。
「大森のような『ホンモノ』の町で事業を出来るのは『ホンモノ』しかいない。自分はまだ『ニセモノ』と気付いた。」

しかし、大森での経験は大野さんに衝撃を与えることになる。
“芸術作品に囲まれながらお茶を愉しむ”人々に出会い、

ただ単に『お茶』を提供するのではなく、お茶を愉しむ空間やすべてを含めたお茶の時間を提供する。

それが、お茶屋にとって大切なことなのではないかと気づかされた。


その後、大野さんの経営戦略は“お茶を売る”ことから、“ティータイム”を売ることへと変化する。
「春光園に来れば、どの場面でお茶を飲もうとも、全てが揃うそんな会社にしたい。」と話す。
ティータイムを愉しむためには、茶葉やカップだけではなく、その場の雰囲気、つまり家具や花瓶に飾る花、その場に流れる音楽などもそのティータイムを構成している要素だ。春光園をそんな全てのものをプロデュースし、提案できるそんなブランドにしたい。」と話す。
なるほど、ティータイムにお茶を愉しむための空間にあるものすべてが演出素材だということだ。


それを表現する舞台として、今、『茶心 春光園』がある。もうすでにブランド名も決定しているらしい。
来年の春頃には春光園が提案するティータイムの総合ブランドが店頭に並ぶ予定だという。これは、おおいに期待できそうだ。

突撃インタビュー! 春光園写真3「人の営みの中にはお茶がある。

人と人のコミュニケーションの間には必ずといっていい程お茶がある。」
お茶はいわば潤滑油ならぬ「潤滑茶」なのだ。


大野さんは「ノドを潤すなら水で良い。お茶は心を潤す。」とも話す。
「おいしいお茶をいれようと思えば、多少時間はかかる。でもその時間を持てる心豊かな生活をしてほしい。特にこの大田地域に半歩先を行く心豊かなライフスタイルを提案していきたい。」

その第一歩が、この度の店舗の改装だった。少しでも落ち着ける場所を提供したかったという。
時間をケチることは心が痛んでしまう。


「お茶単品なら、スーパーで買える。でも私たち(お茶屋)専門店は、商品に付随したストーリーも一緒に売ることができる。お金を使うことが楽しいと思ってもらえるようなエンターテイメント性があること大切だ。」

突撃インタビュー! 春光園写真4大野さんは最後に「よく、お茶くみの仕事って嫌われがちだけど、実は人の心を潤す重要な仕事なんですよ。だから、嫌わないでほしい。」と話す。 取材中に美味しいお茶を淹れていただいた。美味しいお茶が飲めるまでののんびりとした時間を音楽や会話で愉しむ。そして、お茶をワインのように口の中で転がしながらゆっくりと愉しんで欲しいそうだ。

 

主婦だけではなく、学生や会社員の人も対称にした、美味しいお茶の淹れ方講座などをする計画もあるという。 「大田中の、どこの会社に行っても、気持ちが『ホッ』とする美味しいお茶を出してもらえたら最高!って思いませんか? 」

そんな夢を見つづける若旦那は今日もお茶の普及計画に余念がない。

 

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大田市の企業家へ突撃!インタビュー 茶心 春光園

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