大田地域雇用創出促進協議会は、豊かな自然や地域を代表する地域産業の地域資源を効果的に活用した魅力と活力に満ちたまちづくりを目指しています。

〜石見銀山の世界遺産登録を機に、 世界に開かれた地域づくりと雇用創出を 〜
個性や特技、地域の特性をいかしながらひとりひとりが地域の「問題解決」につながり「生きがい」や 「やりがい」を持って「継続」していける仕事を地域で見つけよう!自ら創ろう!世界遺産を目指すこの石見銀山の地で!

大田地域雇用創出促進協議会
大田地域雇用創出促進協議会とは?
世界遺産登録を目指す石見銀山遺跡や国立公園三瓶山をはじめとする豊かな自然や地域を代表する地域産業である石州瓦などの地域資源を効果的に活用した魅力と活力に満ちた街づくりに努め、地域の雇用構造を改善し雇用機会の創出と拡大を図ることを目的に経済団体ならびに行政が一体となって、本協議会を設立しました。

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「日本の文化は足元から作っていく 」 河村畳店 有限会社

有限会社 河村畳店

畳職人(一級技能士):河村 隆宏

〒699-2507

島根県大田市温泉津町井田イ111-1
TEL:0855-66-0552

FAX:0855-66-0925

河村畳店外観河村畳店工場内部動画を見る

河村さん温泉津には、年齢が23歳という若手の畳職人がいる。
河村隆宏さんだ。実家が畳店だったため、幼い頃から両親が畳を作っているのを見てきた河村さん。小中学校の頃から、「自分も畳をつくってみたい」と思っていたという。

高校卒業後は、茨城県にある畳専門の訓練校に二年間通っていた。
「自分は、結構マニアックな畳をつくっていました。卒業制作には、畳の屏風や、丸い形の畳なんかもつくりました。」それらの作品は、訓練展と呼ばれる作品展でも表彰を受けたそうだ。


河村畳店に畳職人としての技能を身に付け帰ってきた河村さん。この実家で働き初めて三年目になる。
「ようやく、直接お客さんの要望を聞いて畳をつくる、請負からさせてもらえるようになりました。」と河村さん。
今、取り組んでいるのは、畳のベンチ。試作品を見せていただいたが、縁側や、ソファの代わりに室内に置いても素敵なベンチだった。


イ草【畳の魅力】

「普段の生活では、畳があることは意識しないけれど、畳があるおかげで、成り立っている生活や文化があることが魅力です。」と河村さん。確かに、安らぎや、日本らしさを与えてくれる畳のパワーに、私たちは当たり前になりすぎているのかもしれない。河村さんは、そのことを思いさせてくれた。

最近では、今まで見慣たような畳の様式にはこだわらない、さまざまな畳が出てきている。
ヘリなし畳や、さまざまな色のイ草を利用した畳、布でできた畳などもあるそうだ。もうこうなったら、どこからどこまでたたみと呼ぶのかわからない。それほど様々な畳が作られているという。

【河村畳店の起源】

河村畳店は、隆宏さんの曽祖父が創業した、老舗店だ。
当時は、まだ、温泉津の地に畳というもの普及していない時代だったそうだ。ひいおじいさんは、ゼロから顧客を確保していった。「その頃からのお客さんは、河村畳店を育ててくれた方たち。だから、自分の代で、そのお客さんをなくさないよう努力していきたい。」と話す。

河村さん【先代から受け継いだこと】

「お客さんに対して、“最大限のことをしてあげよう”ということをずっと教えてもらっていました。もし、値段の安いサービスであっても、畳を作る工程の中で出来る最大限のサービスを提供することが、お客さんを大切にすることなんだ、ということです。」


【自分の役目 】

実は、畳の歴史というのは、そんなに古いものではないんです。農村部では、板の間にむしろをひいて寝ていた時代が長い間続いていましたし。だから、日本人にも、そこまで畳の文化が根付いているわけでもない。畳のある部屋も少なくなってきている。だから、時代に合わせて畳のある生活も変化していかなければならない。私たちは、畳のある新しいライフスタイルを提案していくことです。」と河村さん。

インタビューの様子「畳は私たちの足元で支えてくれている文化。自分たちが、畳の新しいスタイルを提案していくことで、新しい日本の文化をつくっていきたい」と河村さんは語る。

例えば、天井を畳でつくったり、畳は作るときに厚さを調整できるので、室内や廊下をたたみに変えることで、バリアフリー化を図れるそうだ。

畳が伝統的なものではなく、新しい文化をつくる時代がきた。その時代をつくる畳職人のうちの一人は、間違いなく、河村さんだ。




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大田市の企業家へ突撃!インタビュー 河村畳店

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