大田地域雇用創出促進協議会は、豊かな自然や地域を代表する地域産業の地域資源を効果的に活用した魅力と活力に満ちたまちづくりを目指しています。 |
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〜石見銀山の世界遺産登録を機に、 世界に開かれた地域づくりと雇用創出を 〜 |
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![]() 大田地域雇用創出促進協議会とは? 世界遺産登録を目指す石見銀山遺跡や国立公園三瓶山をはじめとする豊かな自然や地域を代表する地域産業である石州瓦などの地域資源を効果的に活用した魅力と活力に満ちた街づくりに努め、地域の雇用構造を改善し雇用機会の創出と拡大を図ることを目的に経済団体ならびに行政が一体となって、本協議会を設立しました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「前例はいらない、新たなビジネスで大田を取り戻せ!」
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株式会社 フィールテクノロジー 代表取締役社長:三谷 明彦 〒694-0051 島根県大田市久手町波根西750番地7 FAX:0854-82-3531 |
フィールテクノロジーは社屋を建設し、2006年4月3日より新社屋にて事業を開始しています。
上記写真は取材時の旧社屋で、ヒットクラブ(カニ料理店)の建物です。
【“大田初”になり続ける】
「俺の夢はまちづくり。この大田の町を面白くするには、ビジネスを盛り上げて、若者に夢を与えるのが一番だと思う。だからフィールテクノロジーは、大田に本社を置き続け、いずれは株式上場もやる。それは大田でビジネスをはじめても、上場ができるんだと若者に夢を持たせるためなんだ。」
フィールテクノロジー、三谷 明彦社長は自身の夢をこう語った。
フィールテクノロジー社(以下FT社)は大田市に本社を置き、急成長している新興企業である。画期的な冷凍機器「氷感庫」を提案し、国内はもとより海外からも注目される企業である。三谷社長はとにかく大田市にこだわる。社長に大田市の魅力をきいたところ、「とくにね〜な〜。(笑)」と冗談めかした答えが返ってきたが、大田市を魅力ある町にしようと、ビジネスを通じて仕掛けを作ってきた。
三谷社長はとにかく大田市でビジネスを展開させ、銀山で沸いたかつての大田を取り戻し、若者にビジネスへのチャンスと希望を与えようと試みている。
「東京に出てビジネスを展開することは普通なんだ。ただ、この田舎・大田市でビジネスを成功させることができれば、とてつもないインパクトがあるわけだ。
たとえば、この間も経済産業省から、『予算をつけるから東京でこういうのをはじめてくれ。』と来るわけだ。それがだめだというんだ、それをやっても意味がない。
こういう話が来ると、特にウチのような中小企業はホイホイついていくわな。でも、俺はウチが主体だからこっちでやるといった。がんばって主張したら、役人も『社長の思いはわかりました。』と納得するんだよ。
そうやってがんばっていると、『社長は一貫して大田を愛しているんですね。』とわかってくれるんだよ。」
【やってないことをやってのける】
三谷社長はかつて信用金庫に勤務していたが、意を決して脱サラ、独立の道を選んだ。周りには「商売は決まっている。」と公言していたが、そのときはまだ何を始めるのか決まっていなかったという。最初の事業はカニ料理屋だったが、それを始めたきっかけはごく単純だった。
「ある日何気なくテレビをつけたら、テレビでカニ料理の特集をやってたんだな。テレビ局は年末になると必ずカニ特集をやる。俺は考えた。日本人はカニが好きなんじゃないか、と。
そこでろくに料理をしたこともないのにカニ屋を始めたわけだが、そこで島根の松葉ガニの店をやっても面白くないわな。そこで北海道の毛ガニを売ろうと思ったわけだ。これが当たって、面白いように儲かった。」
開業間もない当時、島根県ではカニといえば松葉ガニのことでしかなかった。だから毛ガニの入手ルートがなかったそうである。まず毛ガニを手に入れるために、流通経路を構築することが大変だったそうだ。独立初期当時からまったく前例のないことに挑戦し、センセーショナルに事業を運営する傾向にあったようだ。
今でもその挑戦的な姿勢は変わっていない。FT社は株式上場についても準備を進めているという。この上場はそのインパクトによって大田を盛り上げるための仕掛けなのだという。
大田の財務局にストックオプションの申請をしたんだわ。そのときに財務局は大慌て。何しろ前例がないもんだから、登録の仕方もわからんわけよ。こういうはじめてやることは注目されるんだ。」
たとえば東京で変なことをやっても注目されないけど、ここだったら注目されるだろ!?
大田でビジネスをはじめるのは目立つという意味があるんだ。
近々上場を考えているけど、そのときにはきっとまた財務局はあわてるだろう。この上場も資金調達というより、大田で初めてっていうことをやっていきたいから進めているんだ。
【できると思えば必ずできる!】
FT社の主力商品である氷感庫は流通、外食、医療その他いくつもの業界から注目される商品だ。冷蔵しているものに高電圧をかけることによって、水分子の振動を活発に保ち、マイナス6度の氷点下でも、水を液体に保つことができる。この氷感庫で野菜、果物、肉を保存すれば、ほぼ生で保存するにもかかわらず、採れたての鮮度を保つことができる。さらに、保存期間が増すごとに、うまみが増すというのである。
食品のほかに、血液や臓器も氷感保存することで、その品質を保つことができるなど、多彩な分野での活躍が期待されている。
この商品がなぜできたのかと聞いてみると、三谷社長は「商売に必要だったから。」と答えた。
「学者ははじめこんなものできっこないって言ったけど、俺は作った。カニ料理にこんなものが必要だったから、氷感庫が生まれた。氷感庫ができると思っていたから、無理だといわれていても実際につくることができたんだ。」
【夢追い集団】
三谷社長はFT社を指して夢追い集団と呼ぶ。
「空飛ぶ自動車でも何でも、“できる”と思えば絶対に作れるはず。絶対にできると思いさえすれば、作れるはずなんだ。 俺の夢は必ず実現する夢だからね。生産から流通、販売という一連の流れを組み立てる。今ここにある氷感庫も、夢のための仕掛けに過ぎない。」とも語る。
次はどんな仕掛けを生むのだろうか?
三谷社長は、自分の夢を描くフィールド大田を見据え、今また前例のない仕掛けに取り組んでいる。
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