大田地域雇用創出促進協議会は、豊かな自然や地域を代表する地域産業の地域資源を効果的に活用した魅力と活力に満ちたまちづくりを目指しています。

〜石見銀山の世界遺産登録を機に、 世界に開かれた地域づくりと雇用創出を 〜
個性や特技、地域の特性をいかしながらひとりひとりが地域の「問題解決」につながり「生きがい」や 「やりがい」を持って「継続」していける仕事を地域で見つけよう!自ら創ろう!世界遺産を目指すこの石見銀山の地で!

大田地域雇用創出促進協議会
大田地域雇用創出促進協議会とは?
世界遺産登録を目指す石見銀山遺跡や国立公園三瓶山をはじめとする豊かな自然や地域を代表する地域産業である石州瓦などの地域資源を効果的に活用した魅力と活力に満ちた街づくりに努め、地域の雇用構造を改善し雇用機会の創出と拡大を図ることを目的に経済団体ならびに行政が一体となって、本協議会を設立しました。

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「100年窯を未来へ残す」 椿窯

椿窯

陶芸家:荒尾 浩之

〒699-2501

島根県大田市温泉津町温泉津イ5-1
TEL:0855-65-2286

椿窯内部の様子椿窯表札動画を見る

今回は温泉津町の椿窯に取材をさせていただいた。
温泉津町の特産 温泉津焼は、高温で焼くのが特徴だ。
温泉津では、良質の粘土と、長石と呼ばれる良質のうわぐすりが採れる資源豊富な場所なため、はんど(水甕)づくりなど、昔からやきものがさかんな町なのだ。

荒尾さん今回取材させていただいたのは椿窯の若手陶芸家として期待されている荒尾浩之さんだ。おじいさんは、京都で、芸術家 河合寛治朗のろくろ師として、活躍されていて、父親も陶芸家の血を受け継いだ。代々陶芸家の家系に育った荒尾さん。
小さい頃から陶芸家の父親の姿を見てきた荒尾さんが陶芸家になるまでの経緯や、将来の夢などを語っていただいた。


【陶芸への道】

高校卒業後、専門学校へ行って、陶芸の基礎を学びました、朝から晩まで土に触れ、“土と向き合う”ということを二年間学んだ。
温泉津に帰って陶芸をやりたい、椿窯を継ぎたいと思うようになったのは、専門学校二年目だそうだ。「同期の学生で、陶芸家を目指す周りの友人に負けたくないって思いました。自分は実家が陶芸家という恵まれた環境の中で、それを活かしたいと思いました。」と荒尾さん。

荒尾さん専門学校の進学コースでさらに二年間を学生として、陶芸を学んだ荒尾さん。
「学校の行事で陶器を販売することもあったんですが、自分の作品が売れたときは本当に嬉しかったです。」
その頃から同時に恐怖も感じたという荒尾さん。
「陶芸家として本当に食べていけるのか、という漠然とした恐怖を感じていました。」と荒尾さん。

結局、4年間を京都の専門学校で陶芸を学び、その後すぐに、実家の椿窯に戻ってきた。

「帰ってきてからは、親父がどういった流れで仕事をしているか、どこに何があるか、親父の仕事内容を覚えるのに、三年かかりました。その人を師匠と思うなら、一から仕事を学ばないといけないんです。」
師匠、弟子といってもやはり親子。「自分のやり方でやればいい。」というふうに、互いの仕事の仕方を尊重しているそうだ。

椿窯作品【父親の存在】

「自分の父親は、師匠だけど、超えなければいけない存在だと思っています。でも、おじいちゃんはもっとすごい人だったから、それを目標に頑張っていきたい。」と話す。


「まだ、荒尾浩之スタイルというものは、確立していないけれど、自分は、伝統的なデザインをリメイクしたり、モダンなデザインの中に、伝統的な技法を取り入れるといった、新しいスタイルで、陶器をつくっていきたいと思っています。」と話す。

 

土をこねているところ【デザインのヒント】

「どんなものを見てもきっとヒントがある。それをどんどん吸収できるようになりたい。でも、陶器をよく使うのは女性。持ちやすさとか、使いやすさのヒントは、母親の意見を参考にすることも多いんですよ。」と荒尾さん。


ろくろを回して作品を創っているところ「いい作品を作るためにも、自分が努力して、日々、精進していきたい。今年の5月には県展などにも出品するので、力が入りますね。」と荒尾さん。


ろくろを回して作品を創っている荒尾さん温泉津にあるカフェ路庵でも、荒尾さんの作品が展示され、実際に使われている。
今は、“椿窯”という名前が前面に出ているけれど、ゆくゆくは、“椿窯の荒尾浩之”として、胸をはれる作品を作っていきたい」と話す。
地域に誇れる焼き物が、ここからまたひとつ生み出されようとしている。


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大田市の企業家へ突撃!インタビュー 椿窯

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