「千客万来のお店作り」 ハイカラド
ハイカラド
取締役:山崎 桂一
〒694-0064
島根県大田市大田町大正東
TEL:0854-82-0048
FAX:0854-82-0059 |
 

今回お話を伺った山崎桂一さんは、このお店の5代目だ。ハイカラドは大正6年に創業、大変歴史あるお店である。創業当時は呉服を売ったり仕立てをしたり何でも扱うお店だったそうだ。いわゆる百貨店だ。地元の人には馴染みのある「ハイカラド」この何とも不思議な名前は「はいから堂百貨店」に由来するそうだ。はっきりはしないが、初代がこのような名前をつけたのではないか、と山崎さんは話す。 
ハイカラドは、特にアッパークラスのミセスを対象にしている高級婦人服を主に扱っている。店内は、清潔感と高級感のある雰囲気が漂う。県内でも4箇所ほどしか置いていないブランドもあり、来られたお客さんが「大田にこの服があったなんて!」と驚かれたこともあったそうだ。ハイカラドは大田のミセスのファッションの発信地とも言える。山崎さんも「取り扱う洋服のクオリティは保ちたい」と仰っていて、ハイカラドの取り扱う洋服に対する真摯な姿勢が窺える。
「高級なものを扱うからといって、店員が威張っているような店にはしたくはない。たくさんの人に見てもらいたいから、入りやすいような店を目指しています。」
最近では“ちょいワル親父”など、少しずつ高級志向は浸透しつつある。オンとオフの服装にお金をかけるメリハリがついていくのでは?と山崎さん。このような時代の流れで、ハイカラドの存在も大きくなっていくのではないか、と期待を寄せているという。
そんな山崎さん、実はこの店で働き始めて一年目なのだ。高校生の時には、まさか実家の店をつぐことは意識していなかったそうだが、京都の大学に進学後、4代も続いてきた店を自分の代で絶やしたくはない、とハイカラドを継ぐことを決意したという。
男性である山崎さん。実際店では、まだまだ失敗も多いという。
「やはり女性の服を選ぶのは難しいです。しかもミセス。サイズ選択などを間違えて、大きいサイズを勧めてしまったこともあります。」と話す。
“体のラインをカバーする服を選ぶこと”といった、女性への心遣いなど、学習することは多いという。
一度は京都に出たが、地元の良さを実感したという山崎さん。
「大田の魅力は?」という質問を山崎さんにしたところ、「都会と比べて人のつながりが濃いこと。大田には、都会にはない魅力があります。」さらに、「自分が住んでいる町だから、やっぱり大田をよくしたい。休日に足を運んで楽しいようなお店作りをしていきたい。町を活気付けるためには、それぞれが商売を繁盛させて、大田の活性化につなげたい」と語る山崎さん。ハイカラドの挑戦は、これからも続いていきそうだ。
【千客万来」】
山崎さんの目指すお店作りは、「千客万来」。
ハイカラドは取り扱う洋服の値段が高めということもあり、敷居が高いと思われることもあるが、より多くの人に来てみてもらいたい、という願いを込めての言葉だ。
「ここまでのお店に作り上げ、信用を得ることができたのも、先代、先々代の努力と、地域のお客さんあったからこそ。」
山崎さんは、ひとつひとつていねいに言葉をつむぎだして取材に答えてくださる誠実な方だった。まだハイカラド一年生の山崎さんだが、これからの活躍が期待される。
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大田市の企業家へ突撃!インタビュー ハイカラド
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