大田地域雇用創出促進協議会は、豊かな自然や地域を代表する地域産業の地域資源を効果的に活用した魅力と活力に満ちたまちづくりを目指しています。

〜石見銀山の世界遺産登録を機に、 世界に開かれた地域づくりと雇用創出を 〜
個性や特技、地域の特性をいかしながらひとりひとりが地域の「問題解決」につながり「生きがい」や 「やりがい」を持って「継続」していける仕事を地域で見つけよう!自ら創ろう!世界遺産を目指すこの石見銀山の地で!

大田地域雇用創出促進協議会
大田地域雇用創出促進協議会とは?
世界遺産登録を目指す石見銀山遺跡や国立公園三瓶山をはじめとする豊かな自然や地域を代表する地域産業である石州瓦などの地域資源を効果的に活用した魅力と活力に満ちた街づくりに努め、地域の雇用構造を改善し雇用機会の創出と拡大を図ることを目的に経済団体ならびに行政が一体となって、本協議会を設立しました。

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「地域の自然を子どもたちへ伝えたい」 和田造園

和田造園

園主 :和田 賢一

〒694-0051

島根県大田市久手町刺鹿391-36

TEL:0854-82-2431

ホームページ

和田造園の庭木動画を見る

和田造園は昭和49年、和田賢一さんの父、和田富男さんが島根大田に創業されたのが始まり。
インタビューは、真っ白な雪化粧で素敵なお庭を眺めながら、ほっこりと和田さんのご自宅の縁側で行われた。

 

和田さん【和田造園を継がれたきっかけ】

高校卒業後、就職するが会社の経営方針になじめず3ヶ月で退職。自分の意思で造園業を継ぐことを決意し、父と同じ京都の造園家に弟子入りする。当初は造園に対する思い入れというものはなかったという。3年間修行を積む中で、「負けてたまるか」という強い思いが生まれ、造園の道でやっていこうと決心した。

 

 

 

 

【あたりまえへの気づき】

3年間の修行を終え、島根に帰った和田さんを待っていたのは、人生を変えるほどの大きな気づきだった。それは・・・・・・。島根の外に行かなければ見えなかった島根大田の自然の素晴らしさだった。島根は海、川、山と四方を自然に囲まれている。これは京都に行く前は、ごく「あたりまえ」、ごく自然のことだった。この「あたりまえ」は、実は貴重な財産だということに改めて気づいた和田さん。もう島根から離れないと心に決めた。


和田さん【地域の自然を子どもたちへ伝えたい】

あたりまえへの気づきとともに、もうひとつの気づきがあった。それは小さい頃にご自身が野山を駆け巡って楽しんだ自然環境が失われつつあること。結婚し、お子さんもできてからは、子どもたちに素晴らしい環境を最大限に伝えていきたいと思いはそれまで以上に膨らんだ。
夏の夜には、子どもたちをかぶとむし捕りに連れて行かれるというエピソードをうかがった。かぶとむしの特有の匂いに誘われ、「あそこにいるよ」と子どもにいうと喜びはしゃいでとりにいくそうだ。そして見つけたかぶとむしを手に「お父さんすごい!ほんとにいた!」と子どもたちは目を輝かして感動する。こんなふうに物知りな「すごい」お父さんっぷりを楽しんでいらっしゃる。こんなふうに自然と直に触れ、感覚として知っていくという体験をご自身のお子さん、そして地域の子どもたちに伝えていきたいとおっしゃった。


【仕事を続ける秘訣は】

和田さんまずは自分自身が楽しむこと。異業種の方との融合、お客さんとの融合、親方との融合を通して、みんなと違う自分自身のスパイス=アイデアで既存のものを変えていきたいとおっしゃった。
こんなエピソードもお聞きした。あるお客さんのお話。「落ち葉が落ちないようにしたい」という要望から、木を植えないというアイデアしか提供できなかったという話だ。そのお客さんは、実は「落ち葉は落としたくないけれど、花壇を作って花を植えたかった」というのだ。お客さんの気持ちをもっとくすぐってあげていれば、と悔やんだ。その経験から学んだのは、なにか面白いもの、新しいものをお客さんと一緒につくっていくには、遊び心をもってお客様とコミュニケーションしていくことが必須だということだった。


【仕事をしていて感動したこと】

親方にほめてもらえたときに一番感動する。親方の近くにいることでしみついたアイデアや思想、発想力を自力、創造を自分は受け継いでいきたいとおっしゃった。いつも厳しい目の親方にほめられたときは最高です、と語る。
また、お客さんから「嬉しい」という声を聞き、満足してもらえたときに喜びを感じるといいう。四季折々の表情を仕事をとおして見られること、お客様にその喜びを伝えられることが楽しみであり感動だとおっしゃった。


和田さん【庭造りをとおして伝えたいこと】

「家庭」は家の庭とかく。庭は家族にとって落ち着き、くつろぐ空間。親子で楽しめる空間、楽しめる庭、つまり「眺める空間から過ごす庭」へと庭のあり方を変えていきたい。地域の方が使いきれないものや島根の外から持って帰った技術で最大限のものをお客様に提供していきたいとおっしゃった。

・・・最近気になること・・・
たとえば道端に咲く草花をみながら、「これは都会にあるのかな?」と思われるらしい。あたりまえの視線ではなく、ちょっと違った視点から田舎の美を見つめなおしているところ、とおっしゃった。


庭の灯篭【島根はこれから面白くなる】

これからこの地域は面白くなる!と断言された。和田さんは、「自分は島根が面白くないと言っていた一人かもしれない」とおっしゃった。けれど、和田さんが変わることで地域も変わろうとしている。地域が今まさに面白くなろうとしている。何かが変わるぞ、という熱気が伝わってきた。
「たかが田舎、されど田舎」自分のあたりまえはあたりまえじゃないということをみんなに知ってほしい。「地域は宝の山」なんだということをたくさんの人に知ってもらいたい。たくさんの人に知ってもらいたいけれど、一番は地元の人に気づいてもらいたい、とおっしゃった。そのためには、自分がまず仕掛け人になることで、若者も高齢者もいきいきできる地域にしていきたいと意気込みを語られた。

 

【都会の人に】

「ここまで(島根)来た意味」を仕事を通して提供していきたい。“ひとますグリーン”(箱庭のようなもの)の商品化や新しい企画をたくらんでいるところだという。観光客が「ほっとできる」雰囲気作りを提供。庭のない人へどう楽しんでもらえるか、どうしたらビジネスにできるかも検討中だ。売るだけでは限界があるというのが今の壁。これからのご自身の課題は仕掛け方を練ることだという。頭を抱えながらも、問題解決を「楽しんで」いらっしゃるという印象だった。


和田さん【これからの展望】

今の仕事が好きだけれど、ずっとこの仕事だけでも面白くないと思っている。しかし、 どんな仕事をするのであっても、地域の良さをさまざまな分野、世代、業種の人とリンクして伝えていきたい、とおっしゃった。その根っこは変わらない。

 

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大田市の企業家へ突撃!インタビュー 和田造園

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